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プラスチック(樹脂)の試作品

プラスチック(樹脂)部品を作るときに、欠かすことができないのが金型です。試作品を作るときには、最初に金型の設計および製作を経て部品に最適な材料を選択して成形機でプラスチック(樹脂)加工を行います。樹脂材料は、加工機により加熱溶解しそれを金型の中に流し入れて冷却、蓋を開いて中身を取り出す形で作業が行われます。このとき、試作品で完成したものが図面通りにできているのか否かを確認するための寸法測定が行われるのですが、寸法測定では大幅に寸法がずれているものや公差内に収まっていない部分の有無などを1つずつ確認を行い、結果に応じて金型の修正を繰り返します。

金型には取り数と呼ぶものがあるのですが、これは1度に製造できる数を意味するもので、取り数が24個の場合は1度に加工できる数量は24個です。寸法測定ではランダムに1個だけを確認するのではなく、24の取り数のものであれば24個すべてを確認しなければなりません。プラスチック(樹脂)の成型は、金型内にどのような形で材料が流れるのか流動解析が重要であり流れ方が悪いと不良率が高くなるなど、試作段階で全ての部品が同一になるよう寸法測定と金型の修正、そして試作品作りが繰り返し行われます。全ての部品が、図面内で要求される寸法を満たしたとき初めて初回ロットの形で量産がスタートすることになり、それまでに間は試作品であり世の中に流通されることはない、複雑なものほど量産までの期間は長くなります。

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